平城宮跡第一次朝堂院跡、舗装するんだって。

最近、奈良のローカルニュースだとは思いますが、
今年度中に平城宮跡の第一次朝堂院跡を埋め立て・舗装するというニュースが出ています。
(第一次朝堂院跡は大極殿院内の南の、妙にだだっ広い湿地帯の部分です)
9月下旬に国交省近畿地方整備局が発表し、数日後の9月25日には工事着工しちゃったようです。
国交省のプレスリリース

この件に関して、私の周りでも反対署名を求める声やそういうメールが回ってきています。
反対の声


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そこで私の意見。

奈良の人々に何の説明もなく工事を着工してしまったこと。
(事前に説明したらしたで文句言われるけどね^^;)
これは良くないと思います。


ただ、舗装工事に関しては、遺跡に負担がかからないように一定の配慮がされている感じで
それそのものはあんまり問題ないのでは?

あと反対派の人々が地下水の問題をよく取り上げていますが、
それも深く掘り返さなければ大丈夫じゃないの?と私は思っています。
埋め立てるだけだったら、木簡が眠っている粘土質の地層には影響ないのでは?

専門家でないから推測でしか無いけどね。文化庁もそこら辺説明してほしいなあ。
有識者を集めた文化審議会を開いてOKが出てるみたいなので大丈夫じゃないかな。
母校の古代史・考古学の先生とかどう思ってるんだろう?院生時代の友人たちも。

残念なのは整備後の景観のつまらない感じ…
まあ歴史好きな人はそこが草原だろうと、湿地だろうと、
自分の頭で復元して思いを馳せるのがいいんだ!!ってなると思います。
私もどっちかというとそんなタイプ!


ただ復元するのではなく緑を残しながらの公園整備にして、
その空間を有効に使えるのであればそれもありかと。
ハードだけでなくソフトの部分もあわせて考えて欲しい計画です!

奈良の人々は平城宮跡は文化遺産であるのと同様に憩いの場として大切に思っているし、そこの緑も貴重なものだと思っているので、その思いは無視してはいけないと思います。

この件に関しては、「静観の構え」というのが1番しっくりきますね。
みなさんはどう思いますか?
…興味無いですか、あ、そうですか。

*******************************

いろんなことに関して、行政とそれに反対する市民の声みたいな対立構図が見られますが
そうやって行政のことをチェックするのも大事なことだとは思うのですが、あまり好ましく見ていません。


市民活動的な動きってやっぱり正しいような気もしますよね!
でも、ただ文句を言っているだけで正しいわけではない時もあるだろうし、
結局はそれで生活している人もいるはず…それを私は疑っているわけです。
人って流されやすいですよ、、、

なぜ社会や地域をよくしていくために一緒にやっていこう!(協働)みたいな雰囲気にはならないんでしょうか?
ソッチのほうがいいと思いますけど。


facebookでこんなこと書こうかと血迷いましたが、
書いたら「炎上」または「袋叩き」に遭いそうなので辞めますwww
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非公開コメント

No title

奈良も歴史ある都なので、歴史を守るために色々と問題が上がって来るのですね・・・。

古いものは残したい、でも新しいものも取り入れたい。
ではどうするのか?
やはりどこかで互いの意見を取り入れて、折り合いをつけて進んでいくことが大事なんだろうと思います。
しかしこれがまた人間対人間なので折り合いをつけることがとても難しい。

京都も奈良も古いものと隣り合わせで生活を営んで来ていますよね。
中には新しいものに反対の意見とかもあったけど、時が経つにつれなじんでしまうもの。(現京都駅は初め景観にふさわしくないと市民の反対にあっていたようですが、出来てしまうと色んなところから人がやって来るし、見慣れてしまうと「京都駅すごいな~」と思ってしまう。そんなトコ)

残すというのは資金・残す意味・管理能力・時代への順応等々、求められるものがいっぱいあると思います。

その場所の歴史の意味・重み・存在・価値を知らず、破壊するのは勿論言語道断!!
それと同時にただ、反対意見を出す。意見が通ったら、ハイ手放し~。
という反対意見者なら、それも無責任ですよね。
誰がその後の問題を背負うの?
反対するならば、それなりの責任を持つことも必要だと思います。

ごじょさんのように、これは駄目でこうした方が良いけど、こっちはこういうことで大丈夫そうならやって行ってもいいんじゃないか?という意見ならだれもが納得し、ダメな部分の改善策を考えられると思います。

反対者様は、こう考えてみたらどうでしょう?
『現在ある新しいものも、一千年を過ぎると歴史あるものになる』
残すべきところは残し、新たなものはいつか苔むし味わい深いものになるのを楽しみに待つ。(この時には私はこの世にはいないな~♪)

北海道出身の私がどうのこうの言うのがちょっとおこがましいですが、そんなふうに思いましたのでコメントさせていただきました。

長文ですみませんi-201
文章能力が低くてすみませんi-201

これからもよろしくお願いします。

コロポックル・よめ様

めっちゃ丁寧に駄文を読んでくださって、コメントありがとうございます!

そうですね、うまく折り合いをつけてくれたらいいんですが。
両方の言い分、どちらもちゃんとした証拠が無いのが嫌な感じです。

私としては、結構な面積が舗装されるので景観がちょっとなあ、というのが一番引っかかる点です。
緑はできるだけ残して欲しいです。
舗装してしまったほうが、後の管理も楽だし行政としてはいいんでしょうね。

このことと同様に以前から、
「近鉄が宮跡内を横切っているのはどうなんだ?!」というのをおっしゃっている方もいて、
開発と保存の関係を言い出したらきりがないのも事実。
(ちなみに私は近鉄に乗っていて平城宮跡を通り抜けていくのは好きです。奈良だ~って感じで)

それを言ったら発掘調査自体も破壊行為です。一度掘り返したら元には戻りません。
昨今は行政も文化財保存にお金を割けず、開発有りきの緊急調査がほとんどです。
奈良市内で重要なものが出ても調査後は何事もなかったかのように
マンションやら道路やらが建ったりするわけです。
そんなのを発掘調査のバイトでいくつも経験しました。
だから、私は「そのまま残しておけ!!」と言い切れないんだと思います。
むしろ世界遺産、国営歴史公園にふさわしい整備をしたほうがいいと思います。
(それが土色舗装かどうかは…)

せんとくんもそうですよ。

せんとくんでさえ、反対運動みたいなの起こってましたからね!
私も周りも「キモいよね~やめてほしいわ」と口々に言っていました。

しかし、今となってはせんとくんは1300年祭成功の大立役者。
この騒動自体がかなりの宣伝になりました。
世の中わからんものです。

No title

おはようございます。

そうそう!せんとくんですね!!
北海道の私も知っていますよ、その出来事^^;

でも、そのあと本当に奈良の顔。
ご当地、ゆるキャラ最高峰に登りつめた気がします^^
知らない人は少ないはず♪

No title

平城宮跡には行った事がないので詳しい現状が良く分からないんやけどもね。

舗装って、アスファルトを敷くと言う事ではなくて土を表面に敷き詰めると言う事なのかな?
資料を見た感じやと、盛土をしてその上に芝生を敷いているみたいに見えるんやけど。

個人的には、表層に盛り土もする事だし、
遺跡そのものへの負担と言うと、そんなに言う程の負担はあるのかな?
って思ったりしますわ。
大体、遺跡自体、元々は土の下にあったモンなワケやし。


ただ、正確なデータを出されたところで、
そのデータ自体、意図的な部分があるかどうかの判断が出来ないけどね(苦笑)

実際のトコ、どうなんやろうな。

兵庫ざいぢう様

> 平城宮跡には行った事がないので詳しい現状が良く分からないんやけどもね。

問題の第一次朝堂院跡は湿地帯のような感じです。もともと田んぼだった所も多いので。
反対する人は「湿地帯や田んぼの状態が続いたから地下水が保たれて、木簡も残っている」と言っています。

> 舗装って、アスファルトを敷くと言う事ではなくて土を表面に敷き詰めると言う事なのかな?
> 資料を見た感じやと、盛土をしてその上に芝生を敷いているみたいに見えるんやけど。

土とセメント(4%)の舗装らしいです。だからアスファルトほどカチンコチンにはならず
たぶん年数が経ったら削れていくような感じ。それも「砂埃が立つ」って文句言われてますw

反対する人は何のデータ出しても反対でしょうね…
せめて大学の先生とか超近所の奈文研の研究員さんがどう思っているのか知りたいです。
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