奈良矯正展 その2

さて、奈良矯正展の続き。

施設見学の列が並んでいたので、参加してみることに。


見学する前に住所や名前を用紙に書いて提出。デジカメ・携帯・ライターなどの危険物はロッカーに預けました。
こういうのをしなあかんってのは、刑務所なんだなと改めて実感。

見学も2列になってあんまり勝手な行動をしないように、との注意がありました。



ちょっと緊張しながら奥に進んでいくと、まず昔の独房の展示。
木造の監獄でした。
これは奈良奉行所(現・奈良女子大学)から移築してきたもの。(今は使っていません)


中は受刑者が作業をする訓練所の棟が立ち並んでいて、それを見て回りました。
印刷や介護、木工などいくつもの訓練所がありました。

理容の訓練所もありました。
その昔、受刑者に刃物を持たせるのはいかがなものか?と議論が巻き起こったそうですが、
理解を得て昭和29年からされているそうです。
施設内の訓練所では受刑者が利用し、訓練が最終段階に入った人は一般向けの訓練所でやるそうです。
そこは料金1000円で地元の方がよく来られるとか。

奈良らしいのは伝統工芸一刀彫の訓練所があったこと。


少年たちには少し狭そうな小さな体育館では受刑者の部屋の再現や
「今日の昼ごはん」の展示(麦飯でした)、自分で買って良いものが展示されていました。
部屋の再現でテレビがあったことにはちょっと驚き。(時間の制限があり、勉強用としても使うそうです。)

どんどん奥に行くと、毎年花見をするという桜の古木と、
広い運動場がありました。そうすぐ運動会をするそうです。


当然ながら、受刑者の方々とは一切接触はありませんでした。明治の古い建物が個々の部屋となっているようです。

ドアの一つ一つに「施錠確認」の文字。高い塀。
赤い煉瓦の壁に、空がとても青く思えました。
とっても雰囲気のある空間でしたが、ピリッとした緊張感を感じました。

奈良少年刑務所の塀
↑これは撮ってもいいところの塀です。その場に立っていた守衛さんにも確認済み^^


終了後、受刑者の詩や陶芸作品など見て回りました。
お母さん、空、未来という言葉が多く見受けられました。
この詩を書いた人が犯罪を犯すなんて…犯罪を犯して初めて見えたものなのか??
と色々と考えてしまいました。

行ってよかったなと思います。



*****************
おまけ写真
帰りに般若寺・奈良豆比古神社によってみました。

般若寺楼門
少年刑務所のすぐ近くです。
もうすぐコスモスが見ごろ。

植村牧場
般若寺の真向かいの植村牧場。町中にある牧場です。

奈良豆比古神社
坂を登っていくとある奈良豆比古神社。「ならずひこじんじゃ」と読みます。
このとき、めっちゃ工事中でした^^;
毎年翁舞は奉納されることで有名です。
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