展覧会探訪’12夏 奈良国立博物館「頼朝と重源 東大寺再興を支えた鎌倉と奈良の絆」

先日、茅の輪くぐりのあと、奈良博に行って来ました!

その名も特別展「頼朝と重源」

この題名から想像する限り、
トリッキーなものは出ない
東大寺のお宝がまたいっぱい出るんじゃないの?
という感じ。


だってさ~、何年か前に重源800年御遠忌で展覧会やったし・・・
東大寺で展覧会もしたやんか・・・

と、期待薄


************************************


展示物は予想通り。

ここで見とくべきは、神護寺蔵「源頼朝像」
う~ん、いつ見ても男前。前に見たのは東博だったか?

気になったのはココ!
“伝”がついてな~~~いっ!!!


この「伝源頼朝像」、実は足利何とかさんであることで有名です。(業界では?かな。)
だから、国宝だけど“伝”なわけです。
もう日本人のイメージの中に刷り込まれてしまっていますが^^;


私の心の声「おお、おお、ここで“伝”がついてたら説明がつかんから、“伝”抜いたな。」
キャプションもそれには触れず、無難な感じ。ヲイ!

しばらくすると、展示の中に晩年の頼朝像(彫刻)がありました。

それは死後すぐに制作されたもののようで、姿は本人に似ているのでは?!
その頼朝は鷲鼻で、目は細く顔でかい感じです。

これ見たら“伝”の方と差がありすぎ!!


先日、大学の指導教授と飲んだのですが、この展覧会も見ていて、
話を聞くと・・・

「“伝”がついてたら神護寺が貸さないというので、
仕方なく“伝”を抜いた」とか云々。


寺の悪口いうわけではないが、
寺は所蔵の国宝などを自分の持ち物のように扱う。
「それはちゃうやろ!」といつも思う。
坊さんも欲深い人多いよ。。


まあまあ、こういう政治的な裏話を聞いて展覧会を楽しむのも一興ですよ、
というお話♪

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わお!
源頼朝の「伝」はそういうことのために付けられていたんですね!!
知りませんでしたe-451

三年ほど前に神護寺で見たときは「あ!教科書にのっているやつだ!!」と、一人感心してました^^

あそこのお坊様方ったら・・・e-440
しかし、あの広大なお寺を維持するにはやはり欲深でなくては務まらないのでしょうな・・・e-456

コロポックル・よめ様

「伝」はこの新説が出る前からついていたように思います。
だから、昔から頼朝像としては伝わっていたけれど、
それを示す明らかな証拠はなかった、ということなんでしょうね・・・

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「ごじょ」とは正倉院宝物呉女面からとりました。
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