’11冬 展覧会探訪 京都国立博物館

土曜日は、朝からたらふくパンを食べて、京都にお出かけ。

目当ては京都国立博物館の特別展
「筆墨精神―中国書画の世界―」です。
京博特別展

会期が2月20日までだったので、駆け込みました。


給料日前&健康だったので、京都駅から京博(七条)まで徒歩で。
なかなか天気も良く、気持ちよかったです。

久々の京博。
立替のため、平常館は跡形もなくなっていました。
だから、常設展示はないんです・・・寂しい。

今回の展観は書がメイン。
美術史の視点からは私も見切れないですが、
書道をやっていたと言う事で、感じたことや
へ?と思ったことを書いていきたいと思います。

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会場は意外にも混んでいた。
会期末だからかな?需要はあんまりないと思ってた^^;


この展覧会は多くのものが膨大な上野コレクションからの出展です。
よくもまあこれだけ集めましたな!

構成は
?典籍の世界―テキストの世界―
?法帖の世界―名筆をめでる―
?文人の世界 ←一番ボリュームあり
?名品と収集余光


?では、書籍や経典を写すことはとても重要なことだった
ということを示していました。
『三国志呉志』とか日本だと『白氏文集』なんか。

?では有名どころがラインナップ!
テンションアップ!!

王義之の『蘭亭序』の拓本!
唐の三大家、欧陽詢・褚遂良・顔真卿!

とにかく御三家が出てきたって感じなんです。古いですが。
これらは書の原本が残っているわけではなく、
石碑に彫られたもので、全て拓本です。

なんだ拓本か・・・そう思ったあなた!
書道やる人にとっては、この拓本が無ければ
昔の大家の文字を学ぶことができなかったのです。。
それだけ重要なんです。
また宋や明といった時代時代で拓本がとられ
違うバージョンがいろいろ残っています。

もちろん時代が下るにつれ、風化し、状態が悪くなることも。
拓本にとって、それを綴って愛でていたんですね。

?は宋時代以降の文人の書画を展示。

詩書画なので書以外にも山水図などありました。
一月の根津美術館「墨宝」展を思い出します。

文人は結構自由なスタイルで、作品や手紙なんかを残していて
私の好みです。

行書や草書が多いって言うのも理由の一つ。
文人作品の中には過去の拓本を臨書したものもあって
どのように先人の書を捉えていたのかを見るのも面白い。

これも完璧な好みの問題ですが、明清の文人の山水図はしんどい。
細かくて。

書の作品を見てると、
手がなんか動き出しますね!
そして、書きたくなってくる!


?では上野コレクションの美術作品を展示。
その中にも『真草千字文』があったりして興奮!
あとは「華厳五十五所絵巻残ケツ」「山越阿弥陀図」といった
私好みのものも。

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展示の続きで、特集陳列「園田湖城」もやっていました。

これは篆刻の展示です。はんこです。
本人が彫った作品や収集した印がたくさんありました。

この園田氏は富岡鉄斎と交流があったり、
橋本関雪の印も彫ってたみたいです。
すごい人やったんや!


いろいろな印は見ているだけで楽しい!
自分のも欲しくなる(笑)

面白かったのは、「四分印」「子母印」
「四分印」は大小4つの印で、使わないときにはパズルみたいに組み込んで、
一つの固まりになる印なんです。
「子母印」も同じ感じで、四分印よりは単純な構造。
イメージはマトリョーシカかな?

本編よりもこっちの陳列のほうが面白かった、正直(笑)

そんな感じで結構見ごたえあり!
出たときにはもうお昼でした。

書は説明聞いてもわからんわ!ていう方はポチッと。


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ジャンル : 学問・文化・芸術

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