春日若宮おん祭り 遷幸の儀

18日でおん祭りは無事終了しましたが、
遷幸の儀のレポがまだだったので・・・


遷幸の儀とは16日の夜中0時から始まる儀式。
若宮の社から神様がお旅所へ降りてくる儀式です。


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この頃急に冷え込んでいるので、
寒さ対策でいろいろと着込み、チャリで近鉄奈良駅、
駅からは歩いて一の鳥居を過ぎた辺りを目指しました。

夜中の興福寺を通っていったためか、
途中誰にも出会わず、「え、本当に今日??」と不安になりましたが、
一の鳥居に着くと、お旅所・若宮社に向かう人も増え、ひと安心。


一の鳥居からお旅所へつくと、神様受け入れ準備万端、という感じで
用意がされていました。
お旅所付近の道は稚児流鏑馬用に地面に砂・観客用の柵が準備されていました。

私はさらに先に進みます。
この儀式は光を当てることが一切禁止なので、
お旅所より先の参道も真っ暗。


その暗闇の中から、鹿の鳴き声が響きます。
運よく晴れていたので、空気も澄んで、本当に星空がきれいに見えました。
月は私を導くように、煌々と参道の道を照らしてくれました。

せっかくなので、ずんずん進んで若宮社の近くまで行こうとしましたが、
結構長い列ができており、警備の方に並んで待つように指示されました。
ということは、本当に社の近くで見るには
かなり早く行かないとダメなんですね・・・


午前0時も過ぎ、そろそろ始まる・・・
そわそわして待つこと20分ほど。ようやく遠くから
太鼓の音、ヲーーヲーーという声らしきものが聞こえてきました。


その後声は聞こえるが姿は見えずの状態が続き、
やっと松明の光が見えてきた!

もうすぐ来る!!

先頭にはちょうちんを持った警備の方。
その両脇に大きな薪を丸太状に集めた松明をズーリズーリと引きながら
歩く白装束。灰を落とすはっぴを着た関係者。
ズリズリと松明が通ったあと、火の粉が地面に残って
ほのかに道を照らしていました。
火で地面を清める、そして灯りとする意味合いが有るのでしょう。


そうして、白装束の束帯姿でヲーーヲーーと叫ぶ男たちの集団が近づいてきました。

前には香炉を持った人、その後ろに大きな神主が振り回すアレを持った人。
皆、マスクのようなものをしているのでヲーがかなりこもった音になり
唸り声のようでした。
男たちにびっしりと囲まれた、その中心が若宮様です。
通り過ぎる瞬間、周りの空気が張り詰め、ゾクゾクっとしました。
厳粛な雰囲気の中、
普段は感じられない、何かが居る感じがしました。


待ちすぎて寒かったのもありますがね。

というわけで、若宮様は一瞬で通り過ぎてしまいました。

楽部の方々、巫女さんもあとに続き、
春日大社の関係者もヲーーヲーーと声を出していました。

混乱が起きないよう、徐々に参列して行き、お旅所まで戻りました。


お旅所につくとすぐに、儀式が執り行われていました。

この時点で1時過ぎだったので、次の日のことも考えて
続きは見ずに帰りました。

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夜中に神社や寺に繰り出すのは、楽しいもので
いつもとは違った雰囲気がありました。

今回は明かりを一切つけず、厳かな雰囲気を味わうことができ、
貴重な体験でした。


もっと社の近くに行き、
真っ暗な中で社から下りる階段で誰か参列者のオジサンがコケやしないかと
それを楽しみに見る、
というオプションは
体験できませんでしたが、満足です。

来年は帰っていくところを見ようかな?。
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